中井 伶美 NAKAI, Reimi

CV / FB / ARCHIVES / TEXT / 2019.1.23

《裕福な都市》《二つの心臓を持つ猫》《踏み締める者》2016 H148×W100mm 水彩紙, インク, 胡粉, チャコール, 鉛筆

 その都市は、想像上、限りなく裕福であって、理想に違わぬ幸福な都市であるように思えた。


《反復と差異 -四月の雪- 》2015 インスタレーション

本文。


《事実を留守にする都市》2015 H270×W350mm 木製パネル, 和紙, 胡粉, インク, チャコール

 ビルの上、灰色の球体が破裂した姿で停止していた。掴めそうなゴム質の球、雲だともゴムだとも同乗者は説明した。その場に今すぐに向かったとしても、空に残るのは破裂した事実だけだから、時間軸からすればそこには何も無いのだという。灰色の球体は次々に破裂しては、空に事実だけを残して消えていった。私は思う、破裂した末を認めない都市は、恐らくこの先も崩壊を知らずに成長し続けるのだろうと。 (起因となる夢の断片録)


《肖像 S氏》2015 H350×W270mm 木製パネル, 和紙, 胡粉, インク, チャコール

 古事記に登場する日本の神スサノオの肖像。現代の貴種流離譚(きしゅりゅうりたん。若い神が苦難を乗り越え高尚な神となる説話の一種)としてのスサノオが、高天原より追放をうけ、放浪する姿をえがいた。


《がらんどうの神》2015 サイズ可変 麻糸, 薄美濃和紙, インク, 澱粉糊, 流木

 役目を終えた神は、海に戻る。海に漂い、がらんどうに姿を変え幾多の記憶に混ざりゆく。海は全ての墓場で、揺籠だ。そうであるなら、次に神に成る日には、異国の神と成るやも知れぬ。


《反復と差異 -波渦- 》2015 インスタレーション

 波際の濡れ砂に、同じ砂の乾いたものを用いて渦文様を描く。人が描く渦の求心と放出は永遠を実現するが、寄せて引く波は自然の統べる真の永遠を証明する。


《禊の川》2015 H700×W6000mm トレーシングペーパー, ポスターカラー, ゲルインク, 修正液

 川で禊をしたイザナギは、脱ぎ捨てた帯や衣服、またその身から神を生んだ。川は穢れを流し命を生む。地上を横断する川、大地を廻る川は、まさに地球の帯のように思う。


《くし、あるいは高等なくらげ》2015 H180×W120mm アクアチント
《くし》2015 H257×W182mm 紙, 水溶性パステル, ホワイトインク

本文。


《せいきまつラッパ》《社会と娘》2015 H257×W182mm 紙, 水溶性パステル, ホワイトインク

本文。


《単純で連続した呪術的行為》2015 H920×W5000mm 薄美濃和紙, 麻糸, インク, 澱粉糊

 単純で連続した行為の集積は、時に人の力を越えた呪術性を帯びる。それはさざめく海であり、水面の光。薄美濃和紙に麻糸を手縫い。刺し子にインスピレーションを得る。


《ゆらぎ》2014 H1460×W320mm 薄美濃和紙, 麻糸, インク, 澱粉糊

 全体を渦巻く縫い模様は絶えず変化し続ける水面であり、揺らぐ波は一刻でさえ同じでない。ゆらぎは人の精神との類似を孕み、精神の不可解を暗喩する。


《這う》2014 H500×W1080mm 薄美濃和紙, 麻糸, インク, 澱粉糊

本文。


 

《完璧な救いの形》2014 H315×W350mm 薄美濃和紙, 水溶性パステル, インク, 澱粉糊
《悔い非されて》2014 H×Wmm 薄美濃和紙, 水溶性パステル, インク, 澱粉糊

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《あたたかいところ》2014 H×Wmm 素材,

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《白砂を踏む》2014 H×Wmm 素材,

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《タイトル》year H×Wmm 素材,

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